電車に乗って、運よく座れた
ぼくの持ち主は
しばらくしてその席が
あまりよくない席であることに
気がつきました。
なぜなら
となりに座る人が眠たいのか
持ち主に寄りかかってくるのです。
それも、肩に徐々に
寄りかかってくるのではなく
頭だけが、持ち主の方に
降ってくるのです。
簡単にいうと、頭突きしそうな勢いで
となりの人の頭が持ち主の頭目がけて落ちてくる感じです。
持ち主が携帯電話を見ていると、となりの人の頭が少しずつ傾いて
次の瞬間、持ち主の頭の方へ勢いよく落ちてきました。
持ち主の頭寸前で、止まるのですが、髪がかかるほどの接近戦です。
持ち主は、顔を横に向けて避けながら
このままだと、いつ頭突きされるかわからない状況に耐え続けました。
ですから、となりの人が電車を降りたとき、持ち主はたいそうほっとしたのです。
寄りかかり、困っちゃいますよね。
自分が寄りかかっちゃってた時、目が覚めて隣の人に謝るか、
いつも悩みます。
きゃべさん
寄りかかられると、困りますが
寄りかからせて頂くと、ありがたいですよね〜。
でも、重いんですよ!