きょうが
なんの日だったかといいますと
ぼくの持ち主の
夏休み最後の日でした。
朝、目が覚めた持ち主は
夏休み最後のきょうを
特別な朝にしたいと
思いつきました。
冷蔵庫を開けると
そこには、持ち主姉が置いていった
赤ワインがあります。
そこで持ち主は、特別なこの朝に、ワインを飲むことに決めました。
持ち主は、あまりお酒が飲めるわけではないので
ほんとうに、それは気分の問題でした。
でも、朝からワインを飲むという行為は
なんだか不良になったようで、ワクワクする体験だったのです。