それは、ぼくの持ち主が
銀座の街を
歩いているときのことでした。
目の前に、なんともその場に
そぐわない言葉が
見えたのです。
そこには、赤字で大きく
書いてあったのです。
あきた
おまけに、その上には
ユタカな国へ
と、あります。
豊かな国に飽きた?
考えながら、持ち主は歩きました。
一体なんの看板だろう?
しかし、謎は簡単に解けました。
「あきた」の向こうに、「びじん」
とあったのです。
あきたは、飽きたではなく、秋田でした。
でも、なんの広告だったのかは、結局わかりませんでした。
日本の街角はやたらと広告看板が多すぎると感じませんか、欧米とくらべて。
カズさん
最近多摩のあたりは、看板料が払えないのか
看板がなくて、広告会社の電話番号のみなんてのが多くて
それはそれでさびしいです。