ドキンちゃんの恋

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アンパンマン作者のやなせたかし氏が
亡くなって
思い出すのは
ドキンちゃんとしょくぱんまんの話です。
ドキンちゃんは
わがまま放題の女の子で
ばいきんまんと同じバイ菌です。
でも、紳士的で真面目なしょくぱんまんのことが
大好きという設定です。
しかし
「ドキンちゃんとしょくぱんまんは
結婚しますか?」という質問に対し
やなせ先生は
「しません。所詮はパンと菌です。」
と、答えているらしいのです。
ドキンちゃんは
あんなに大好きなしょくぱんまんとは
結ばれないらしく、なんだか切ないです。
そこで、ぼくは悩みます。
パンと菌だと結婚しないという言葉の意味は
食品とバイ菌だから
結婚できないということなのか?
それとも、パンは食品だから結婚なんてしないし
菌も同様に結婚しないという意味なのか?
ぼくとしては、身分違いの恋のような前者より
シュールな後者の答えの方が、まだ少しよいのですが
ドキンちゃん自身は、どうなのでしょうか。
気になります。

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