月別アーカイブ: 2011年10月

危ない!カラスくん

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駅のホームでのことです。

線路に、カラスくんがいます。

カラスくんはどうやら

線路内で食べものを

探しているようです。

食べられそうなものを見つけては

のんきに食べています。

その時

構内アナウンスが流れました。

電車が入ってくるのです。

しかし、カラスくんは

未だに線路の上を

キョロキョロしながら歩いています。

電車は、もうそこまで迫っています。

このままでは、ひかれてしまいます!

危ない!カラスくん!

電車がカラスくんに、あと少しでぶつかろうとするその瞬間

カラスくんは飛び立ちました。

持ち主はそんなにカラス好きではありませんが

カラスくんが電車にひかれなくて、ほっとしました。

真夜中の園芸

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ぼくの持ち主が

ベランダでなにやら

ごそごそやっています。

時刻は12時過ぎ。

いいえ、お昼のではありません。

夜中の12時です。

持ち主は暗闇の中

小さなランタンの光を頼りに

レタスを植え替えているのです。

その日の夕方

土といくつかの苗を買ってきた

持ち主なのですが

ごはんを食べたり、お風呂に入っているうちに、夜がふけていき

気づいたら、12時を過ぎていたようです。

プランターにいれたままなのは、葉っぱたちがかわいそうですし

外がそれほど寒くなかったので、思いきって、夜中に植え替えを決行したのです。

しかし、小さな明かりで、夜中にベランダでごそごそする持ち主

相当の怪しさです。

せまい世の中

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今日、ぼくの持ち主は

持ち主母のお友達のお家へ

行きました。

この方は、持ち主を

幼いころから知っており

親戚のように親しい方です。

そのとき、持ち主は

知り合いのお家が

この近くにあったことを

ふと、思い出しました。

そこで、なにげなく

持ち主母友に聞いてみました。

すると、なんと、持ち主の知り合いのお家が

持ち主母友の家の斜め前だということが判明しました。

ほんと、世の中は狭いものです。

力む

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その日、ぼくの持ち主は

散歩中の犬と出会いました。

たかたか歩いていた犬は

急に立ち止まり

ポーズをとりました。

どうやら、もよおしたようです。

そして、持ち主は見たのです。

力む犬の切なそうな表情を。

便秘ぎみなのでしょうか?

その表情は、真剣そのものです。

邪魔してはいけないと

持ち主はあわてて目をそらし

その場を立ち去ったのでした。

めでタイ

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朝、通勤電車を待つ列から

外れたところにぽつりと

小柄ですがガタイのよい

お兄さんが立っていました。

短髪に銀色のサングラスが

いかにもな方です。

彼は、すそつぼまり作業ズボンに

長袖のTシャツを着ているのですが

なぜか何回も

作業ズボンを引っ張っています。

ズボンがゆるいんでしょうか?

いいえ。

どうやら違うことがわかりました。

彼はズボンを引っ張るときに、わざわざTシャツをまくったのです。

するとそこには、おめでたそうな赤いタイが現れたではないですか。

彼は、一度では飽き足らず

何度もTシャツをめくっては、タイをまわりに見せつけます。

それを見た持ち主は、なんとなく不安になりました。

このタイのお兄さんが、電車の中で暴れだしたり、文句を言ってきたら

大変面倒くさいです。これは偏見でしょうか?

電車が入ってくると、お兄さんは、当然のように列に横入りしてきました。

持ち主に緊張が走ります。

しかしぎゅうぎゅうの満員電車の中

お兄さんは、意外に大人しく、静かに立っていました。

よかったです。

プリンターでみがく

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それは日曜の午後

ぼくの持ち主が

先生に指導を受けながら

ピアス作りに

精を出していた時のことです。

先生は言いました。

じゃあ、次はプリンターで研いて。

持ち主は、目を見開きながら

聞き直しました。

プリンター?

すると先生は、きょとんとした表情で持ち主を見て

それから少し呆れた顔で言いました。

リューター。

リューターというのは、研磨に使う道具です。

調金で、プリンターを使うことなどありえないのですが

ついついうっかり、聞き間違えてしまいました。

ビジネスモデル

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今日ぼくは、インド料理屋の

割引券をもらいました。

インド料理屋は

ぼくの住む町にもあるし

立川、国立、国分寺にもあります。

これらのインド料理屋

チェーン店ではないのに

似通ったところが数点あります。

まずはメニュー。

単品もありますが

セットメニューが推奨されております。

たいてい、数種のカレーから、2〜3個を選びます。

ナンと少量のサフランライス、それからタンドリーチキンなどもついています。

そこに、サラダと飲み物がついて、

場所によって1,200〜1,600円の値段がついています。

そして、割引チラシ。

ハガキサイズのカラーチラシで、表にはカレーの写真

裏にはメニューがついており、10%ほどの割引券になっています。

このチラシを、コックさんの格好をしたインド系のお兄さんが配っています。

この似通ったスタイル、これはやはり、インドカレー屋の

ビジネスモデルとして、誰かが売っているのではないでしょうか?

このカレー屋ビジネスの仕掛人。一体どんな人なんでしょう?