しろくまシンガポールからバルセロナへ行く〜108〜

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☆牛に会いたい☆

緊張感で疲れきった2人は

地下鉄に乗って

牛を見に行くことにしました。

牛の本名は、考える牛です。

ガイドブックの地図によると

ディアゴナル駅の近く

ランブラ・デ・カタルーニャに

牛はいます。

地図を見ながら、牛を探すと

なんと牛がいません。

牛がいるはずのところにいるのはキリンです。

牛を見つけられません。

疲れた2人は、ベンチに腰掛けました。

どうして、牛がいないんだろう。

持ち主がつぶやくと、エリーが言いました。

トイレに行きたい。

そういえば、チョコレート博物館から、トイレに行ってません。

エリーのために早く、トイレを探さなければなりません。

ところが、近くにトイレが見つからないのです。

昨日、この近くでたまたま入って、

トイレが充実していたお店を探すことにしましたが

記憶をたどって行くと、ありません。道が一本違ったようです。

こうなったら、おなじみのデパート、エル・コルテ・イングレスしかありません。

現在地からは、約500メートル。走るのもつらいので、早歩きです。

歩いている途中にZARAのビルがありました。

ちょっと寄って、トイレ探す。

エリーがいいます。

ビルは、結構大きいので、トイレがあるかもしれません。

1階に女性物、2階に男性物、地下にインテリア用品が置いてあるようです。

でも、トイレを見つけられません。

全部の階を素早く見ましたが、ないのです。

エリーはビルを飛び出します。

もう、エル・コルテ・イングレスしかないです。

300メートルほどのところに、エル・コルテ・イングレスが見えます。

2人は早歩きで進みます。もう少しです。

エル・コルテ・イングレスに入ると

エリーはもちろん、5階のトイレに突進しました。

無事にトイレに入ることができたエリー。

彼女は、再びエル・コルテ・イングレスに助けられたのです。

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