ぼくの持ち主は
何回もシンガポールを
訪れたことがあるのですが
それでも、一度も行ったことのない
観光地があるのです。
それは
白ラッフルズ像と
黒ラッフルズ像です。
今回は
ぜひこれらを見に行きたいと
持ち主は思っていたのです。
おなじみのフラトン・ホテル(The Fullerton Singapore)から
カベナ橋(Cavenagh Bridge)に向かうと
まだこの辺りが整備されていないころからある
ネコの像に再会しました。
黒ラッフルズは
ビクトリア
コンサートホール&シアター
(Victoria
Concert Hall & Theatre)の前に
建っていました。
初めて見た
黒ラッフルズの写真を撮ると
次は
白ラッフルズのところへと
向かいます。
白ラッフルズは
ラッフルズ上陸記念の地に
建っています。
これも写真におさめると
なんだか怪しい雲が
一緒に写ってしまいました。
まるでラッフルズが
黒い雲を背負った
悪魔の親分のようです。
白ラッフルズの前で
エリーと持ち主は
記念写真を撮ってもらおうと
観光客らしきおじさまに
写真をお願いしました。
すると、おじさまの代わりに
推定おじさまが所属するツアーの
添乗員らしきお姉さんが、写真を撮ってくれました。
おじさまたちにも写真を撮りましょうか?
と、聞くと、おじさまの妻が、なぜか持ち主とエリーを呼び寄せます。
そして、なぜか白ラッフルズの前で
ふたりはおばさまとの記念写真に写ったのでした。
インドネシアから来たというおじさまとおばさまの
シンガポール旅行のアルバムには
なぜか持ち主とエリーが一緒に写った写真があるのです。