月別アーカイブ: 2011年1月

72○象の像○

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くだらないものを

見るのが大好きな

ぼくの持ち主とエリー。

白ラッフルズと黒ラッフルズを

見た後は

象の像を見に行きます。

名前からして楽しい

象の像は、1871年に

タイの国王から贈られた

由緒正しいものらしいです。

以前は、ビクトリア・コンサートホール&シアター

(Victoria Concert Hall & Theatre)の前に建っていたらしいので

黒ラッフルズに追い出されてしまったということでしょうか?

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象の像に辿りつく前に

ふたりは

おもしろいオブジェに

出会いました。

エリーが言います。

あ、バルセロナのエビ

手があるよ。

確かに。似ています。

そして、象の像は

旧国会議事堂であった

アート・ハウス(The Arts House at The Old Parliament)の

レストランの前に、本当にひっそり建っていたのです。

71○黒ラッフルズ・白ラッフルズ○

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ぼくの持ち主は

何回もシンガポールを

訪れたことがあるのですが

それでも、一度も行ったことのない

観光地があるのです。

それは

白ラッフルズ像と

黒ラッフルズ像です。

今回は

ぜひこれらを見に行きたいと

持ち主は思っていたのです。

おなじみのフラトン・ホテル(The Fullerton Singapore)から

カベナ橋(Cavenagh Bridge)に向かうと

まだこの辺りが整備されていないころからある

ネコの像に再会しました。

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黒ラッフルズは

ビクトリア

コンサートホール&シアター

(Victoria 

Concert Hall & Theatre)の前に

建っていました。

初めて見た

黒ラッフルズの写真を撮ると

次は

白ラッフルズのところへと

向かいます。

白ラッフルズは

ラッフルズ上陸記念の地に

建っています。

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これも写真におさめると

なんだか怪しい雲が

一緒に写ってしまいました。

まるでラッフルズが

黒い雲を背負った

悪魔の親分のようです。

白ラッフルズの前で

エリーと持ち主は

記念写真を撮ってもらおうと

観光客らしきおじさまに

写真をお願いしました。

すると、おじさまの代わりに

推定おじさまが所属するツアーの

添乗員らしきお姉さんが、写真を撮ってくれました。

おじさまたちにも写真を撮りましょうか?

と、聞くと、おじさまの妻が、なぜか持ち主とエリーを呼び寄せます。

そして、なぜか白ラッフルズの前で

ふたりはおばさまとの記念写真に写ったのでした。

インドネシアから来たというおじさまとおばさまの

シンガポール旅行のアルバムには

なぜか持ち主とエリーが一緒に写った写真があるのです。

70○カヤ・トースト○

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翌朝

目覚めた持ち主とエリーは

ため息をついています。

なぜって

明日は日本に帰る日だからです。

最終日の予定は、少々ハードで

午前中は

ラッフルズホテルを見に行き

午後はハイ・ティー

その後、プールで遊び

夜はシンディ姉さんと

ジェスリム姉さんと食事です。

ふたりは、持ち主のオススメ、カヤ(KAYA)・トーストを食べに出かけました。

カヤとは、ココナッツミルクに卵、砂糖でできたジャムのようなもののことで

バターをのせた薄いトーストに塗って食べます。

カヤ・トーストのセットがには、甘いコーヒーか甘い紅茶に温泉卵がついてます。

かなりコレストロールが高そうですが、大変おいしいです。

芋・栗・豆好きなエリーは、絶対好きにちがいないと思い

持ち主はワクワクしていました。

ふたりの注文したトーストが運ばれ、それぞれかじりつきます。

おいしいです。

持ち主は、エリーに聞きます。

どう?好き?

すると、エリーは首をかしげながら言いました。

なんか、砂糖しか感じないんだけど。

持ち主がエリーのトーストをかじってみます。

確かに。カヤの味がしません。

持ち主はメニューをじっと見ました。そして納得しました。

エリーが選んだのは、シュガートースト。

てっきりカヤ入りシュガートーストかと思い込んでいましたが

メニューをよく見れば、シュガートーストには「カヤ」とは

ひとことも書いてなかったのです。

☆TJメモ☆

日本にもありました。
ヤクン・カヤ・トースト

69○トライバルダンスショー○

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トラムでの見学が終わると

ちょうどショーの時間です。

ショーは、サファリの外の

エントランスプラザで

行われるので

再入場のスタンプを

腕に押してもらい

ふたりはショーの見やすい場所に

陣取りました。

やがて、腰巻きひとつの方々が

お出ましになり

トンブアカ族の踊りが始まりました。

なんといっても興奮するのは、踊りながら口から火を吹くところです。

みんな、ごーごー火を吹いています。

なかなか見応えのあるショーです。

でも、持ち主は思ったんです。

踊っているお兄さんたちの身体、やたらムキムキな人もいるのですが

ものすごくぷよぷよの人もいます。

あの踊りには、あまり筋肉は使わないのでしょうか?

その後、ぶらぶらと歩きながらいろんな動物を見て

コウモリのえさに巨大ドリアンが下がっているのに興奮したりしながら

家路に着きました。

こんな風に、念願のナイト・サファリの夜は終わったのです。

68○ナイト・サファリ○

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ナイトサファリ

(Night Safari)には

トラムに乗って説明を受けながら

動物を見る方法と

歩いて動物を見る方法の

2つの楽しみ方があります。

見られる動物は違うので

もちろん2つとも経験したいです。

トラムには英語と日本語があり

英語のトラムは

予約なしでも乗れるのですが

せっかく日本語トラムがあるので、日本語のトラムの予約をしてみました。

日本語トラムは、日本語で予約できます。

流暢な日本語を話すマレー系のお姉さんに従い

ふたりは20分後のトラムを予約しました。

まだ時間があったのですが、気の早いエリーと持ち主は

早々にトラム乗り場に行くことにしました。

すると、トラム乗り場のお兄さんが言ったのです。

まだ、出発してないから、一つ前のトラムに乗ったら?

そしてふたりは、お兄さんに追いたてられ、トラムに飛び乗ったのでした。

すでに乗っていたみなさま。

持ち主たちは、決して、時間に遅れてきたんではないんです。

早く着きすぎたんです。

☆TJメモ☆

ナイト・サファリ
add : 80 Mandai Lake Rd.
tel : 6269-3411
トラム付きチケット 大人 32$ 子ども 21$
(2010年12月現在)

67○タクシー○

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タクシーをつかまえて

ナイトサファリまでと言うと

落ち着きのない運転手は

うんうんと、うなづきました。

エリーと持ち主が車内で

盛り上がっているうちに

ナイトサファリらしき場所に

着いたのですが

なんとこの運転手

持ち主が出した50ドルに

20ドルしかおつりがない

と、言い張ります。

値段は、28ドル弱です。

日本人のため、なめられている可能性がありますが

面倒くさくなってきたので、つりはいらんと、タクシーを降りました。

運転手は、Very Kind と、何度も言っていました。

ところが、タクシーを降りてまわりを見回すと、なんだか人気がありません。

なんと、そこはナイトサファリではなく

隣のシンガポール動物園だったのです。

あのタクシー、おつりも返さなかっただけでなく

場所も間違っていたのでした。

ふたりは、そばにいたおじさんに道を聞いて

仕方なく、ナイトサファリまで歩いたのでした。

66○チキンライス○

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エリーが

今朝持ち主の食べていた

お粥を食べてみたい

と言ったので、夕飯は再び

ラッキープラザとなりました。

今回持ち主は

海南チキンライスのセット

5.8ドルにしました。

野菜つきなので

ちょっと贅沢です。

お店に並んでいると

前のお姉さんが、ご飯に醤油をかけていたので、ちょっと真似してかけてみました。

チキンライスには2種類あって

お肉をローストしている、皮がパリパリのチキンライス。

それから、日本でも人気の海南チキンライス。

こちらは、お肉をスチームしてあります。

持ち主は、どちらも大好きです。

さて、エリーはと言うと、あんなに食べたいと言っていたお粥ではなく

プロウンヌードル(海老入りスープ麺)を食べていました。

海老に無心に食らい付きながら

この海老、大きい。

と、エリーはつぶやくのでした。

65○リベンジ○

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3時間くらいを陶光で過ごし

ふたりはタクシーで

ホテルまで帰ってきました。

部屋に戻ったふたりは

少しゆっくりしてから

出かける用意をします。

そうです!今日こそは

ナイト・サファリ

(Night Safari)に行くのです。

夕飯を食べるために

部屋を出たふたりは、あれに目が行きました。

あれはなにかというと

いつでも宿泊者が食べてよいフルーツ入れです。

なんと、リンゴが乗っているではないですか!

りんごの前でふたりは立ち止まり、にやりと目を合わせます。

そして、それぞれりんごを手にすると

さっき出たばかりの部屋に戻って行ったのでした。

64○エリーの欲しいもの○

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ぼくの持ち主がここ

陶光に来たのは

3度目なのですが

やはり15年も経つと

様相はかなり変わっています。

以前は、倉庫のようなところから

欲しいものを

掘り出してくるといった

感じだったのでしたが

ずいぶんと

お店っぽくなっていました。

持ち主とエリーは、たくさんの陶器を見て回ります。

持ち主が欲しいと思った魚のお皿は

どうやらアンティークらしく、高すぎるのであきらめ

プラナカン(Peranakan)食器を購入することにしました。

エリーはというと、ずっとある場所をうろうろしています。

そこには、30センチくらいのかわいい象の置物があります。

背中が平らになっていて、植木鉢なんかを置けるようになっているものです。

エリーはそれを見て、とても悩んでいるのです。

買えば?

と、持ち主が言うと、顔をしかめて言います。

置く所がないんだよね。狭いから。

エリーはずっと、その象を見ながら悩んでいましたが、結局買いませんでした。

後日、この話を持ち主母にしたところ

じゃぁ、うちの象、一頭あげるわよ。持って行きなさいよ。

と、言いました。

そうなんです。持ち主実家には、象の置物が4頭もあるんです。

でも、エリーが欲しくて悩んだものよりかなり大きいので

すごく邪魔なのではないかと思います。

でもエリー、欲しかったら、ぜひ、どうぞ。

☆TJメモ☆

プラナカンとは、15世紀頃、マラッカにやってきた中国人たちが、マレーの文化を取り入れて、生まれた独特の文化です。
ご参考

63○陶光○

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さて

いよいよ陶光に向かいます。

タクシーをつかまえ

あらかじめ

印刷しておいた陶光の住所を

ドライバーに見せて

ここに行きたい。

と、言いました。

すると、ドライバーのおじさんは

住所を見てから

知らないなぁ。

と言い、地図を開きました。

どうやら、行ったことのない所のようです。

ジュロンの方かなぁと、ぶつぶつ言いながら、おじさんは車を走らせます。

高速を出ると、陶光の看板が出て来ました。

その横にはPottery Jungleと書いてある看板があります。

どうやら、そこから山に入って行くようです。

そろそろかな?そろそろかな?

と、わくわくしていたのですが、かなりの時間がかかりました。

お店は、看板からかなり山を進んだところにあったのです。

☆TJメモ☆

陶光工藝(私人)有限公司 Thow Kwang Industry Pte Ltd
Address :  85 Lorong Tawas (off Jalan Bahar), Singapore 639823

Tel : 6265 5808 / 6268 6121
Fax : 6265 3811
オーチャード付近からタクシーで30分くらい